本を読むことは素晴らしい! 読書することで得られるメリット3選 

読書

本を読むことって少なくなっていませんか?

電車の中でも、一昔前は本を読んでいる人がいたのですが、最近は皆スマートフォンをいじっていて、本を読んでいる人を見かけなくなりました。

紙の本って、読まなくなったのかなと思い、統計情報を調べてみると、最新の統計情報が見つかりました。

文化庁が2019年10月に発表した”国語に関する世論調査”で読書に関する調査を行なっていました。

その長さによると、16歳以上の47.3%が1ヶ月で1冊も読まないという結果が出ていました!

16歳以上なので、学生も含まれていますが、月1~2冊程度の人を含めると、約80%の人が本をほとんど読んでいないことになります。

https://www.bunka.go.jp/koho_hodo_oshirase/hodohappyo/1422163.html (文化庁)

読まない人、多くないですか?

スマートフォンがあり、YouTubeがあり、他にも楽しいことがたくさんある中で、

読書する時間、機会が減っていっているのが分かります。

 

同じ調査の中に読書量を増やしたいかと思うかと質問した結果も示されています。

本をもっと読みたいとは思っている人は60%いるんですね。

つまり、読みたいけど、なかなか読めないといのが皆さんの状況なんですね。

しかし、本を読まないのは非常にもったいないと私は考えています。

特にビジネスマンは、読書したほうが絶対に良いですよ。これは断言できます。

今のうちに、本を読み始めると、他のビジネスマンと差をつけることが出来ますね!

何故、本を読むメリットとは何か、どんな方法で読めばいいのかを、今回紹介していきたいと思います。

目次

本を読むことのメリット 3選

語彙力が増える

語彙力とは、”語彙(言葉や単語)をどれだけ知っているか、そしてどれだけ使えるかどうかという能力”を指します。

本を読むことで、今まで知らなかった語彙に触れることができます。知っている語彙が増えることで、会話の中でも使える言葉の数が増えることで、自分の本当に伝えたいことを表現することが出来るようになります。

ビジネスシーンでは、相手に物事を正しく伝えることは当たり前と思われていますが、案外これが難しいです。

正しく伝えるためにも、知っている語彙を増やし、使いこなせるかがとても大事になります。

なので、新たに知った語彙があれば、会話で積極的に使っていきましょう。

知っているだけではなく、使えるようになって、初めて語彙力が上がったという状態になるので、間違いを恐れず、使っていきましょう。

 

文章力が上がる

語彙力が増えることで、会話する能力だけでなく、文章を書く力も上げることが出来ます。

仕事で文章を作らない人はいないでしょう。

仕事で作成する資料は、読む人によって、意味の捉え方が変わっては困ります。

短く、正しく書くためには、本を読むことで語彙や書き方を参考に出来るところが多くあります。

表現方法の引き出しを一つでも多く持っていれば、相手に伝わる文章を作ることが出来ます。

文章作成を繰り返しながら、新たな語彙や表現を本から吸収することで、日々成長することが出来ます。

仕事や日常のヒントが見つかる

仕事で困っていることや、日常生活で疑問を持っていることを解決する助けになる内容は、本に書かれていることが多々あります。

先人の知恵がそこに書かれているので、自分で解決策を考えるのではなく、そこに解決する手立て、ヒントが示されています。

あなたが陥っている状況は、きっと過去に同じような状況になっている人がいます。

仕事は特に業界や年次が同じであれば、状況が似ている可能性も高いですよね。

先人の力を借りるという意味でも、本を読むことは、問題解決やアイデアが生まれる助けになります。

本を読む量が増えれば、その分だけ、解決方法をたくさん持つことが出来、物事を解決に導きやすくなるのです。

本を効果的に読む方法 3点

せっかく本を読むので、知識として残すには、なんとなく読むより、意識的に読んだ方が良いですよね。

私が日頃、本を読む時に意識している方法を書いていきます。

1章ごとに区切り、内容を頭の中で整理する

本で書かれていることは、1章ごとに伝えたいテーマがあります。

一気に読むより、1章を読み終わったら、一度読むのを止めて、頭の中で読んだ内容を整理します。

2~3分程度が丁度良いです。

私は小声で内容を呟きながら、整理しています。外出先でやると怪しいので、やりにくのが弱点です。

要点・感想をノートに纏める

頭の中で整理した内容を紙に書きだすことは、読んだ内容を整理するのに、有効です。

参考になった点、納得いかなかった点、一番ためになった点などを書き出していくのが良いでしょう。

のちに振り返った際に、参考になった点や、一番ためになった点などは、仕事でも活かせる内容が書かれていると思います。

振り返って、参考にするためにも、紙に書き出すのは有用な方法です。

纏めた内容をアウトプットする

人に説明してみる、ブログに書いてみることで、人に伝えようとすると、理解出来ていなかった点、興味深くなった点が出てきます。

もう一度、気になったところを繰り返し読み返すことで、内容をより深く理解し、実生活で使えるレベルになります。

本の読んだ感想や内容を、是非他の人に伝えてみて下さい。口頭でも良いですし、ブログにまとめるのも良いと思います。

相手の思いも寄らない意見で、議論が深まり、理解が進むこともあります。

お互いが読んだ本を紹介し合う機会があると、最良ですね。

新しい本にも出会えるし、読んだ本の理解を深めることのできる良い場になるでしょう。

本を読むことのデメリット 

本を読むことのデメリットは、あまりないと思うんですよね。

ただ、まったくないということはありません。

次のようなことは、デメリットとして、挙げられます。

時間がかかる

ビジネス書を読む場合、おおよそ2~3時間程度はかかります。

今している他の趣味や家事など、時間の調整は必要になってきます。

その時間を捻出するのが難しくて、読むのを諦めることもあるでしょう。

私は本を読むために、Youtubeを1日30分以上見ないと決めるなどして、時間を作っています。

ダラダラと過ごしている時間があるのなら、本を読む時間に当ててみてはどうでしょう。

お金がかかる

新書で1冊800~1,000円、単行本になると、1,500円~2,000円が相場になります。

月に10冊購入するとなると、10,000~20,000円程度がかかります。

決して安い出費ではないので、躊躇する気持ちが出てくることは理解出来ます。

私は、読んだ本はメルカリで売っています。新しい本ですと、買ってもらえるので、次の本を買う資金にすれば、金銭的な負担は減りますよね。

外れの本がある

2,000円で買った本でも、内容が自分に合っていない、理解出来ないということは残念ながら、起こります。

難しすぎる、簡単すぎるなど自分のレベルに合わない場合や、置かれている環境によって、当てはまらなかったりします。

そんな時は、最後まで読む必要はありません。途中で止めて、別の本を読みましょう。

無理に読む必要はありませんので、次の本を探したほうが良いですよ。

その本は売ってしまいましょう。

まとめ:それでも、本は読んだほうが良い

メリット、デメリットを紹介しましたが、絶対に本は読んだ方が良いです。

本を読むことは、人生を豊かにすることが出来ると本気で考えています。

自分の頭の中だけで考えたことだけでは、新しいことや今ある問題を解決することは出来ません。

是非、本屋に行ってみて下さい。この本読みたいなと思ったら、その本を手に取ってみて下さい。

きっとあなたの役に立つ情報が書かれていますよ。

今度は、本の選び方やオススメの本屋を紹介してみますね。