突然ですが、皆さん、仕事はうまくいっていますか?
元々私はこの問いにずっと”No!!”と答えていました。
しかし、これからの時代死ぬまで仕事をするかもしれない。
そう考えると、仕事に対してうまく付き合っていく方がいいなと考えを改めます。
今回は、そんな仕事の付き合い方を読書から見直そうと考えたときの話をします。
そして、仕事がうまく行ったり、出世に役立ったのはどんな本だったかを紹介していきます。
先日、Twitterで読書キャリア戦術を支えた10冊はこれ!というツイートをしました。
読書キャリア戦術を支えた10冊
①本音で生きる
②嫌われる勇気
③WORK SHIFT
④FACT FULLNESS
⑤エッセンシャル思考
⑥ライト、ついてますか?
⑦世界一優しい問題解決の授業
⑧本を読む人だけが手にするもの
⑨ 世界一タフな職場を行き抜く人
⑩ プロジェクトマネジメントの基本↓理由はリプ欄に
— たべっち 📚 読書キャリア戦術 (@tabestation) August 23, 2020
皆さんに反応を頂けたので、今回ブログ記事として書かせてもらおうと。
本記事の内容は、以下の通りです。
☑ 本記事の内容
- 読書でキャリアを切り開こうとした理由
- 読書キャリア戦術の3つの軸
- 読書キャリア戦術を支える10冊
仕事に悩んでいるのであれば、何か助けになればいいなとの思いから本記事を書いています。
もっと仕事が出来る人はいっぱいいますが、凡人のやり方を見てもらえたらと思います。
読書キャリア戦術の本だけ知りたい方は、こちら読書キャリア戦術を支える10冊をどうぞ!
目次
読書でキャリアを切り開こうとした理由
読書は元々好きでしたが、小説や漫画が中心で気分が向いた時にビジネス書を読む程度でした。
しかし、仕事をしていくと知識が足りていないことに気づきます。
まあ、なんとかなるかと思ってやってきましたが、ある日気が付きます。
この気付きから始まるのですが、ぼーとしていたら、何も変わっていなかったでしょう。
仕事できないな、自分…
どうやら自分の知識や経験だけでは、仕事の問題は一切解決しないぞ?ということに気づきます。
自身の現状にどんな問題があるのか、どんな能力を作っていけば、キャリアを前に進めることができるんだ?と考えます。(気づくのが遅い)
仕事に使える知見や新しいことを効率的に知りたいんだが、どうしようかと思います。
とりあえずネットの情報で集めてみるか?
お金をかけるのが勿体無いなと感じたので、ネットで情報を集めるようになります。
しかし、今でも一緒ですが、情報源の信頼性が怪しいんですね。
ネットで手に入れた情報が嘘であったことも何回もあります。
もっと信頼度の高い情報がほしい。
そうか、今こそ本を読めばいいのか!
そうだ、読書して、行動を変えよう!
過去の失敗談や知見は全て本に集約されているはず。
本は出版までに情報元を調べたり、嘘の情報を出さないように最新の注意を払っています。
時間やお金がかかっている分、信頼度は高いはずです。
本を読んで、行動すれば、何か変えられるのではないか?
と思い立って、ほとんど読んでいなかった時期から本を読む習慣が戻ってきます。
ここから私の読書キャリア戦術がスタートします。
読書キャリア戦術の3つの軸
今までの働き方を見直して、自分には何が足りていないのか、何を変えていこうか考えます。
次の3つの軸を基準に考えるようになります。
ここまでを行って、年功序列を無視して、出世する道に入ることが出来ました。
一つずつ紹介していきます!
気に入られようとする行動をやめよう
相手のことばかり気にして、仕事ではなくヒトに意識が向いていることに気づきます。
相手の顔色を伺って意見を合わせていても、実は評価されないし、仕事もうまくいきません。
どうしようか?
”目の前にある仕事が一番いい形で終わることを最優先にする!”
忖度をやめ、設定したゴールに向けて、ゴリゴリ進めていく方針に変更。
上司には反論し、同僚の感情的な反対意見は無視、取引先にも言いたくないことを言う日々が始まります。
反発も受けましたが、次第にキャラクターとして定着して、仕事の結果も出るようになったので、表立っては、言われなくなりました。
陰口は爆増しましたが、関係ないので無視。
マインドの改革を進めていきます。
エンジニア時代の知識を強化しよう
マインドの改革は進みましたが、自身の仕事の強みは何だ?と振り返ります。
システムエンジニアで、開発管理をしていたので、プロジェクトマネジメントの経験がありました。
”その経験を強化し、仕事を進めるようにすればいい!”
なので、システムエンジニア時代の書籍を読み直したり、新しい本も読むようになります。
担当した業務が建築や電気工事の管理であったため、管理する対象が違うだけでやっていることが同じです。
転職で担当する職種は変わっても、使う能力の転用ができたことが結果に大きな影響が出ます。
そうして、過去の経験を強化しながら、仕事の結果を出せるようになっていきます。
頭の悪さをカバーするために何かしないといけない
まずは使える能力を強化していきまたが、根本的な弱点が残っていました。
”地頭が悪い”
システムエンジニアだったのに、論理的思考が弱かったり、問題解決能力の低さが改善されていませんでした。
弱点は明らかなので、そこを強化しよう!
ロジカルシンキングや問題解決思考の本は、世の中に大量に出回っていたので、1から学んでいきました。
自己評価ですが、少しは改善されてきました。
しかし、この分野についてはずっと学び続けないといけないと思っています。
読書キャリア戦術を支える10冊
前述の通り、本を読んで、実際に行動に移ることで、仕事で成果を上げることができました。
その中で特に自分を助けてくれた10冊を紹介します。
1冊でも参考になる本があれば、幸いです。
①本音で生きる
ホリエモンのベストセラーの1つで、私の人生観を支える1冊になります。
キーワードは、「自立」です。
誰かのためではなく、基準を自分に置くことが大切という解釈をしています。
仕事観として、”仕事として相手には尽くすけど、互いに寄りかからない距離が1番いい”を心に掲げて仕事するようになってから、物事がうまく進むようになりました。
②嫌われる勇気
こちらも皆さんご存知の1冊です。
アドラー心理学について解説し、人間関係の問題を解決する方法を対談形式で教えてくれます。
正直、内容は簡単に出来ず、無理だなと思われてた人も多いようです。
ただ、個人的には承認欲求を捨てることで、ヒトではなく、結果に集中出来るのではないかと考えているので、参考に出来る1冊だと思っています。
③WORK SHIFT
LIFE SHIFTの前著になるWORK SHIFTですが、これからの働き方が変わる!と感じて、自分の働き方を変えようと思った1冊です。
年功序列が崩れ、とりあえず仕事がある状態はなくなると直感したら、2020年に入り、WORK SHIFTに書いている状況になっています。
激動の時代のおともにLIFE SHIFTと押さえておきたい一冊です。
④FACT FULLNESS
考え方として知っておきたい10のことが紹介されている”FACT FULLNESS”は、ビジネスマン必読の1冊です。
紹介されている10の思い込みは全て大切なんです。
アッと思うことばかりなので、ぜひ一度読んで日常生活に当てはめて欲しいです。
その中でも1番気にしていることは”直線本能 グラフは真っ直ぐになるだろうと不用意に憶測しないこと”は意識しています。
⑤エッセンシャル思考
FACT FULLNESSは気を付けるべき思考の偏りを注意する本に対して、エッセンシャル思考は、”余計なことを考えるな”が主題です。
1番大事なことを定め、他に気を取られず、物事を考えたり、進めたりするためのヒントが詰まっています。
中々出来ないことではあるのですが。
本書の一番は、過去、未来に囚われない話で今変えられないものに囚われないことですね。
今を生きる意識が一番大切です!
⑥ライト、ついてますか?
古典的な本ですが、いろんな角度からものごとを考えるためには必読の本です。
この本が一番伝えたい内容は、”問題は何と定義するか”です。
問題を解決する以前に、何を問題とするかの話が大半になります。
問題が何かを間違えると、永遠に問題は正しく解決されないので、そもそも論として知っておくべき内容になっています。
⑦世界一優しい問題解決の授業
問題を発見したら、次は問題を解決する方法の考え方を学んでいきました。
問題解決の本は数多くありますが、この本は一番優しくかつ的確なので、下手に難しい本を読むより勉強になります。
使いやすい手法や考え方をマスターするには、この本を手元に置いておけば、OKです。
解決方法は難しいものではと考えてしまいますが、実は単純な話であると気付きがあります。
⑧本を読む人だけが手にするもの
読書から学ぼうと決意した再スタートの1冊です。
読書がもたらすメリットや、読書が著者の人生にどのように役立ったのかという経験が書かれているので、読書なんてと思う方は、ぜひ読んでほしいなと。
読書好きの子供を育てる方法も書かれているので、子育て世代にも役立ちます。
これからの時代は得た情報を編集する能力が求められるので、この1冊から読書の価値を見出してもらえると嬉しいですね!
⑨世界一タフな職場を行き抜く人の仕事の習慣
この本から学んだのは、仕事に向かうマインドですね!
頭が良い人は世の中にごまんといるので、自分が勝つには体力勝負と書かれているところに共感して、悩んだ時や疲れた時に読み返しています。
外資の経験もないし、そこまで厳しい環境にいたことはないので、違う職場を仮想体験できる1冊になります。
最後に頼るのは自分だし、身体が資本は本質だと思っているので、今日も身体鍛えてます!
⑩プロジェクトマネジメントの基本
タイトル通り、プロジェクトマネジメントのいろはが書かれている教科書的な本です。
システムエンジニア時代には試験勉強だけの内容と実務経験でやっていたものを理論や手法から学びなおした時の1冊です。
教科書的なので、実情に合わないや難しい内容も含まれていますが、基本を知るために一度目を通すべきと思っています。
役職が上がれば、マネジメントを任されるようになるので、早い段階で勉強を始めた方が良いと考えています。
まとめ:読書でキャリアは変えられる
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
私のキャリア戦術と支えてくれる本を紹介してきました。
みなさん置かれている状況が違うので、キャリア戦術の前提は変わります。
そのため、支えになってくれる本も人によって違ってきます。
しかしながら、もし同じ悩みを持った人がいれば、役に立たないかと思い、まとめてみました。
この記事では、みなさんのこれからのキャリアを進んでいく中で、読書は力になることをお伝えしたいと思っています。
自身が困った時に読み返して、ヒントになる本に巡り会えれば一番いいなと思っています。
私も状況が変われば、必要となる本が変わってきます。
これからもみなさんの助けになる本が紹介できれば、幸せです!