そんな人の悩みを解決する本を紹介します。
僕も年間70冊程度を読んでいますが、最近時間が足りないなと感じていました。
しかし、読書の時間は確保したい。
どうにかならないかと考えているときに本書に出会いました。
本当に早く読めて、忘れないのか?
実際に自分で試してみたので、最後まで読んでみてください!
死ぬほど読めて忘れない高速読書が気になったら、こちら>
☑ 本記事の内容
- 高速読書のやり方
- 高速読書を実際にやってみて
目次
高速読書は「早く読めて忘れない」読書術
高速読書と聞いて、速読でしょ?と思いますよね。
従来の速読は、とにかく早く読むことを狙っています。
ページを写真のように読むとか眼球を早く動かして読む方法のことです。
けど、従来の速読は記憶に残らないんですよね。
今回紹介する高速読書は、従来の速読とは全く違うものになります。
高速読書は、たくさん読んで記憶に定着させるのが目的です。
たくさん読めて記憶に残るが実現できれば、最高の読書になります!
高速読書はどのように行うのか、ここから紹介していきます。
高速読書は30分で1冊を3回読む
高速読書のポイントは、30分で3回読むことです。
時間配分は、
1回目;15分
2回目;10分
3回目;5分
になります。
しかし、読み始める前にも大事なことがあります。
読み始める前のポイントと実際のやり方を、ここで紹介していきます。
高速読書をする前に「目的」を明確にする
さっそく本を読みたいところですが、その前にやるべきことがあります。
本を読む目的意識と課題意識を明確に持つことです。
目的や解決したい課題をはっきりしていないと、本の内容は頭に残りません。
何のために本を読むのか、ノートなどに書き出してみましょう。
ノートに書いたことが解決すれば、本を読んだ価値があったということになります。
1回目は15分で全ページを読む
目的や課題が定まれば、さっそく始めましょう!
1回目は15分で全ページを一通り読みます。
読んでいる中で重要だと思った箇所に、ドッグイヤー(ページの隅を折る)を入れていきます。
大事なことは、2点
- 時間を意識すること
- 必要ないところは、読み飛ばすこと
15分と時間を区切ることで集中して本を読むことが出来、パフォーマンスが上がります。
時間が限られるので、必要のないところはどんどん飛ばします。
そのために、最初に目的を設定しておきます。
目的に沿った箇所を集中して読むことで、内容を絞り、記憶に残るようにします。
2回、3回と読んでいくので無理に覚えなくて大丈夫です。
最後まで15分で読み切ることに集中しましょう。
2回目は10分でドッグイヤー入れたページを読む
2回目は、1回目でドッグイヤーを入れた箇所を中心に読んでいきます。
その時感じたことを、「青ペン」で書き込みます。
青色には、思考力や分析力を上げる効果があり、記憶の定着にも効果的です。
この内容は、部下に伝えたい!、仕事の問題を解決できる!など具体的な内容をメモしていきましょう。
その時の喜怒哀楽の感情も書ければ、ベストです。
感情が出ることでエピソード記憶として残り、長期間あなたの記憶に残っていきます。
3回目は5分で青字書き殴りをしたページを読む
3回目は5分で読んでいきます。
2回読むことで必要な箇所は絞れたので、青字で書き殴りをした箇所を中心に読んでいきます。
その際に大事なことは、本を読んで得た知識をどう自分の行動につなげるかを考えることです。
考えた内容を具体的に書き加えていきます。
5分でまとめられる内容で十分です。
具体的な行動は、アウトプットノートに書き写していきます。
アウトプットノートを作る
アウトプットノートを作ることで、読んだ本の内容を定着させます。
書く内容は、次の4つです。
- 本を読む目的
- 本のタイトル
- 本のエッセンス
- 行動プランや具体的なアクション
細かく書く必要はありません。
箇条書きで時間をかけずにかきあげましょう。
一番大事なことは、本のエッセンスから見つけた具体的な行動を起こすことです。
具体的な行動を起こせているか、進捗状況を確認しましょう。
1週間に1度、アウトプットノートを振り返るのがおススメです
高速読書を成功させるコツ
高速読書を30分で行うためのコツについて、紹介していきます。
漢字だけを拾って読む
文章は漢字を読むだけでも9割の内容が理解できます。
ひらがなは読み飛ばして、漢字だけを拾っていくことが早く読むためのコツになります。
漢字だけを読んでも理解できるので、一度試してみてください。
ひらがなはまったくいらないのか?ということではありません。
ひらがなで読むべきは、接続詞です。
逆接の接続詞は要注意です。
”しかし”、”だが”、”けれども”などが出てくるときは、著者が伝えたいことが書かれているので、気を付けて読んでみましょう。
目次・あとがきは読まない
「目次」、「あとがき」は読む必要がないと言い切っています。
高速読書は、1回全部読むので、目次を確認する必要がないのです。
あとがきもまとめが書いてあっても、自分で最後は纏めますし、不要な記述も多いため、不要と論じています。
目次の重要性はよく語られますし、重要だと考えていました。
本の読み方によっては、不要だなと思います。
高速読書を実際にやってみて
実際に高速読書の方法を今回の読書に使ってみたので、その感想をお伝えします。
30分で1冊読むのは大変
1回目を15分で読もうとすると、時間オーバーしました。
ある程度慣れが必要になりますね。
高速読書をうまくやるには、本の選び方が大事になります。
入門書やある程度知識のあるところから始めるのが良いですね!
難解な本や自分の知識がないジャンルの本には向かないです。
その場合の読み方も本書では触れているので、気になる方は手に取ってみてください。
1回で読もうとしないので、気持ちが楽
今まで1回ですべてを覚えようとしていたので、プレッシャーを感じていました。
しかし、高速読書では3回に分けて読むので、大事なところをもう一回確認できると思うと、気持ちが楽になります。
そうすると、プレッシャーが減って、気楽に本が読めるので、この方法は自分に合っているなと感じています。
アウトプットノートが一番大事
読書の目的は、自分の悩みや課題を解決することです。
本を読んだ後に自分の行動を変える必要があります。
そのために、読んだ後に書くアウトプットノートが一番大事になります。
読んだ後に1つでも行動を変えるために、アウトプットノートは必須です。
自分で行動を変えることを宣言し、振り返るために必ずアウトプットノートは書きましょう。
死ぬほど読めて忘れない高速読書が気になったら、こちら>まとめ;高速読書はやってみる価値あり
☑ 本記事のまとめ
- 高速読書は、早く読めて記憶に定着する方法
- 1冊を30分で3回に分けて読む
- 読み終えたら、アウトプットノートを残す
実際にやってみて、本を読む時間が無い人の1つの手段として、おススメです!
今まで速読は信用していなかったのですが、この方法は試す価値があると直感しました。
アウトプットノートは必ず作っていきますよ。
”行動を変えるための読書”という意識は常に持っていきます。
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