この記事を読んで欲しい人
- 転職するのが怖くて、不満がありながらも今の仕事をしている人
- 転職した後、仕事が続くのか心配な人
自身の社会人生活を振り返った時に、昔の自分にアドバイスが出来るとするなら、今の仕事が嫌なら、さっさと転職しなさい。と伝えたいです。
今の仕事が嫌でも、ダラダラとしており、環境を変えようとしていませんでした。
当時の私は、転職って、怖いな。今のままの方が安心じゃないか。と思っていました。しかし、今の私は結果として、転職した方が良かったことの方が多いです。
なので、昔の自分と同じような考え・境遇の人に届けば良いと思い立ち、書いてみることにしました。
今回は、転職が怖い理由と私が経験した転職活動の話をしていきます。
目次
転職が怖い理由
転職を恐れる理由は、次の3つが大きいと考えられます。
- 損失回避の心理
- 自分のスキルが役立つと思えない
- 新しい人間関係が不安
損失回避の心理
損失回避の法則とは、人間は 得をするよりも損をすることを避けようとする心理です。
転職の場で考えると、今の給料より下がってしまうくらいなら、今のままでいいやと考えることが一番多いでしょう。将来的に給料が今より上がると分かっていてもです。将来の得を獲るより、目先の損を避けようとする心理が強いのです。
古代を生きていた先祖が持っていた、生存本能なのですが、現代を生きる私たちには不要であり、邪魔をするものになっています。
自分のスキルが役に立つとは思えない
同じ会社で働いていると、自分の強みや身に付けたスキルが、分からなくなり、次の会社で役に立たないのではないかと不安になってしまいます。
しかし、そんなことはありません。周囲の環境が変われば、求められる強みやスキルが変わってきます。自分の会社でなくても、使えるスキルは必ず身についています。
経理、ITなど、その会社の中では抜きん出ていなくても、別の会社に行けば、同じ能力を持った人がおらず、特別な存在になることだってあります。
私の場合は、SEだったので、基本的なITの知識がありましたが、新しい会社に行けば、誰も基本的な知識を持っておらず、強みとしていかすことが出来ました。
あなたにも必ず活かせる能力があります。
新しい人間関係が不安
一般的に、一番気になっていることではないでしょうか。仕事の大半は人間関係だと言われているので、重要なポイントで間違いありません。
人間関係の良し悪しは、仕事の納期、品質に大きく関わってきますので、この点を適当にすると、確かに転職は怖いものになります。
これについては、働いている人にできる限り、会うことが一番です。会って、話をする中で、どうしても違和感がある場合は、良い条件であっても、避けたほうが良いでしょう。
転職活動1回目
転職活動1回目は、入社3年目の冬でした。
SE(システムエンジニア)をしていたのですが、9時〜22時が当たり前で、状況次第では、さらに遅くまで仕事をする環境が嫌になり、もっと勤務時間が短い会社に行きたいと考えました。
その際、転職エージェント会社に登録して、転職活動を始めました。
リクルートエージェント https://www.r-agent.com/
JACリクルートメント http://www.jac-recruitment.jp/service/
第二新卒だったので、リクルートエージェントさんにお世話になることが多かったです。JACリクルートメントさんの強みは管理職クラスの案件だったので。
結果、2社から内定をもらい、うち1社は企業内SEで、今までしていた仕事も活かしながら働けるので、条件も非常に良かったのですが。。。
決定直前に東京への転勤が決まり、時期の折り合いが合わず、転職しないという判断をしました。
場所も仕事内容も変わったので、転職と同じようなものだろうと思い、仕事を始めたのですが。。。
初めての東京や慣れない仕事に参ってしまい、倒れてしまいました。
会社に残留という判断は、誤りだったと示されてしまいました。
転職活動2回目
倒れたのち、懲りずにその会社で部署異動しながら、働いていましたが、残念ながら、再度調子を崩し、働けなくなりました。
西日本に帰りたい。。。東京、嫌だ。。。
土地柄のせいにしていますが、SEという仕事が限界かなと感じていました。
そんな中、身内の紹介で、不動産賃貸、管理業の仕事の話が出てきました。
縁故で話が転がり込んできました。
話が出てから1週間後、役員に会い、次の日、急遽人事面談をし、入社決定。
しかし、土地が踏み込んだことのない四国の地だったのです。Iターンという形で2回目の転職活動が終わりました。
ちなみに、四国のIターンのエージェントも使ってみましたが、6年目だったので、SE職が中心でした。悪くはないのですが、体調を三度崩す不安しかなかったので、話はなかったことになりました。
四国のIターン事情は別の機会に書いてみたいと思います。需要はなさそうですが。
転職した結果、どうなったか
入社当初は、新しいやり方やルールに慣れるのに時間がかかりましたが、SE時代のIT知識やプロジェクトマネジメントは、役に立ちました。入ってみるとそのような知識やスキルを持っている人がいなかったので、強みを発揮することが出来、自分の居場所を確保することが出来ました。
人間関係も事前に幾度訪問したり、親族が元々働いていたこともあり、事前に情報を仕入れていたので、上手く立ち回ることが出来ました。人間関係については、紹介で入社する方が情報も得やすく、問題が起きにくいですね。
最近は紹介で入社するケースも多くあります。記事を参考までに。
・転職するなら「友達の紹介」が急上昇の理由、驚きの内定率データも
https://www.businessinsider.jp/post-186656
迷っているなら、転職してみれば良い
今の仕事に不満があるなら、転職活動をしてみることをお勧めします。自身の市場価値が見えてきて、自分の強みが何なのかを見つけることが出来る機会にもなりますし、本当にやりたいことが見つかる機会にもなります。
経験から、仕事を紹介してもらえそうな友人・知人に声を掛けてみるのが一番良いと考えています。人柄や経歴を知っている人であれば、紹介しようとする会社に合う・合わないを判断してもらえるので。
紹介してもらえる友人・知人がいない場合は、転職エージェントに登録し、話をしてみるのが良いです。エージェントは経験豊富なので、色々な話を聞くことが出来ます。
現状に不満があるなら、行動してみることが最良です。
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